ホテル国際21 「鉄板焼 さくら」
傳田和浩
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こんなに美味しいんだと驚かれます
長野県庁のすぐ近く、スマートな建物とお客様目線でのサービスで広く支持を受けているホテル国際21のタワー棟16階に「鉄板焼 さくら」があります。
店内に入ると美しく磨かれた厚さ2.5cmの大きな鉄板が迎えてくれ、その向こうには16階の高さからの信州の風景を望むことができます。長野の中心地にあるはずなのに、どこか空の隠れ家的な趣があるこのお店のファンは多く、県外から長野に来られたときにこのお店を訪れるのを楽しみにしている方も多いとか。
長野では珍しい鉄板焼き専門店の「さくら」では新鮮な伊勢海老や魚介類を楽しめるほか、厳選された上質のりんご和牛信州牛のステーキを堪能することができる贅沢なレストランです。
今回取材させていただいた傳田和浩シェフは日本鉄板焼協会技能検定制度1級認定のシェフ。プロの厳しい目にはりんご和牛信州牛はどう映っているのかをお聞きいたしました。
りんご和牛信州牛を味わうには今がとてもおすすめできる
「やっぱりね、焼いたときの香ばしさは群を抜いていると思います」と傳田シェフ。
目の前で焼き上げてくれる鉄板焼きだからこそ、香ばしさは重要なポイント。一貫して同じ飼料を与えて肥育すると、脂肪部分にその飼料の香りが移ることが牛肉の大きな特長で、特製の「りんご入り発酵飼料」で育ったりんご和牛信州牛は脂肪部分に独特の高い香りを持っています。
「鉄板焼きの人気度は長野でもこれからさらに高まっていくと思われますが、やはり首都圏から来られる方は鉄板焼きがお好きな方が多いんですね。それで、来店いただくと「りんご和牛信州牛」というステーキがある。せっかくだからと召し上がっていただくと、驚かれるんですよ。こんなに美味しいんだって」
神戸ビーフ、松阪牛、近江牛といった有名ブランドを食べ慣れている方が、りんご和牛信州牛を食べて驚かれるのはその香り高さや脂の口どけの良さといった「肉のうまさ」がバランスよく味わえるからだと思いますが、傳田シェフはこんなふうにも語ってくれました。
「有名ブランドのステーキと比べて、りんご和牛信州牛はまだお値段がリーズナブルなんですよ。でも、味わいはそれらに引けをとらない完成度の高さで。それもあって、皆さん驚かれるんだと思います。こんなに美味しいのにこの値段なんだって。そういう意味ではこれから認知度が上がっていくであろうりんご和牛信州牛を味わうには今はとてもおすすめできるタイミングだと思います」
惚れ込んだあまり、生産者の方に会いに行ってしまいました
お客様にこの肉がどんな環境で育てられているか、どんな人が育てているかを説明したくて、生産者の方まで会いに行ったという傳田シェフ。
りんご和牛信州牛のステーキに合う塩を求めてアンデスの岩塩やフランスの塩を取り揃えたり、香りの相乗効果をねらってりんごのブランデー・カルバドスをステーキの香りづけに使ってみたりと傳田シェフの料理にかける思いは、そのまま「りんご和牛信州牛」という素材への熱い期待のように思えます。
付け合わせには肉の味に負けない旬の野菜が添えられ、地元安曇野の山葵をその場で擦って風味付けに使うなど、りんご和牛信州牛の豊かな旨みと相まって、一枚の皿の上に信州の味が豊かに彩られています。
本来でしたら取材側がどんどん質問を傳田シェフに投げかけないといけないのですが、とにかくりんご和牛信州牛に惚れこんでいる傳田シェフはその熱い想いをどんどん話してくださるのでした。
「この人は本当にりんご和牛信州牛に惚れ込んでいるんだ」と思えるお店でいただく一皿は、信州を訪れた人にも、信州で暮らすに人も、「信州を堪能した」と大きな満足感を与えてくれるのではないでしょうか。
ホテル国際21「鉄板焼 さくら」
住所:長野県長野市県町576
電話:026-234-5527(直通)
ホームページ:http://www.kokusai21.jp/restaurant_02.html